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Meネット証券、ペットを育てながら投資を学ぶ
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「ペットを育てて~」のサイトイメージ |
このゲームは、性格や投資スタイルの異なるバーチャルペットと相談しながら株式を擬似売買し、投資知識を身に付けていく。イヌ、ネコ、サル、ウシ、クマの5種から、好きなペットを選んでゲームを進行する。それぞれのペットは、例えばイヌは行動的で成長銘柄を積極的に売買、サルは理論的で銘柄選びでテクニカル分析を重視……という具合に、性格と投資スタイルが設定されている。ペットはこれに基づいて株式銘柄を5つ選択、ユーザーに提案する。ユーザーはペットの提案銘柄から1つを決定し、擬似売買を展開する形だ。
決定した銘柄の売買成績はチャート表示されるほか、ランキングとして他のユーザーと比較することもできる。またペットにえさを与えるとペットのステータスが変化するので、“より積極的に”というように、投資行動に影響を与えることもできる。
ペットによる銘柄提案時には、どういった尺度で銘柄選択をしたかを教えてくれるため、銘柄選択の考え方の例を学ぶことができる。またペットの種類により投資スタイルやマーケットからの影響度が異なるので、自分の投資スタイルと異なるペットを選ぶことで、例えば自分は慎重派だが、この局面で積極派はどう考えるかといった視点を身につけることができるという。なお選ばなかった銘柄のその後の動きが検証できるほか、ランキング画面で成績上位者やペットの種類ごとの動向を知ることも可能だ。
ゲームのプログラム制作はクォンツ・リサーチ社が担当し、ペットからの相談内容は金融工学(クォンツ)を用いた銘柄選択や売買相談が主体となる。このためMeネット証券では、従来の自己完結型の株式投資シミュレーションゲームに比べて大きな学習効果が期待できるとしている。ゲームの参加には無料の登録が必要で、Meネット証券に口座がなくても利用できる。ゲーム期間は4月1日から5月30日までの2カ月間で、成績上位者やブービー賞などの賞品を用意する予定という。
ゲーム進行中のイメージ |
(2003/3/25)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]