【セキュリティ】
~完全スキャンディスクを実行するとハングする
McAfee VirusScan 5.1インストール環境下にて不具合
■URL
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;276443
マイクロソフト株式会社は、「McAfee VirusScan 5.1」がインストールされている環境下で、完全なスキャンディスクを行なうとPCがハング(応答を停止)する不具合を発表した。対象となるOSは、Windows ME/98SE/98となっている。
この問題は、[完全]を選択してスキャンディスクを行なうとPCがハングすることがあるというもの。スキャンディスクを行なう際にMcAfee VirusScan 5.1のプログラムが動作中の場合に発生するという。
同様に、PCを正常にシャットダウンしなかった場合には、次回起動時に自動的にスキャンディスクが行なわれるが、この自動で行なわれるスキャンディスクの時にも、同じ現象が発生する可能性がある。なお、起動時に行なわれるスキャンディスクがこの症状で停止した場合に改めて再起動すると、またこの不具合が発生する可能性があるため、一度Safeモードで再起動し、[スタートアップ]フォルダにあるMcAfeeのショートカットを無効にする必要があるとのこと。
問題を回避するためには、スキャンディスクを行なう際に[標準]を選択するか、システム設定ユーティリティー「Msconfig.exe」を使用して、[スタートアップ]フォルダにあるMcAfeeのショートカットを無効にする方法がある。
(2003/3/26)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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