【セキュリティ】
Win XP/2000でサードパーティソフトによりログオン画面が表示されない
■URL
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;302346
マイクロソフト株式会社は、サードパーティ製のプログラムをインストールすると既定のWindowsログオン画面が表示されなくなる場合があるという不具合を発表した。対象となるOSは、Windows XP/2000/2000 Server/Server 2003。
この問題は、Windowsにサードパーティ製のプログラムをインストールし、再起動すると、既定のWindowsログオン画面が表示されないことがあるというもの。このため、Windows XPでは“ようこそ画面”や“ユーザーの簡易切り替え機能”が利用できなくなる場合がある。原因は、GINA(Graphical Identification and Authentication)ファイル「Msgina.dll」がサードパーティ製のプログラムに置き換えられているためだという。
対策は、レジストリエディターを利用してレジストリを修正しなければならない。レジストリエディターによってレジストリを変更する際には、最悪の場合OSが起動しないなどの深刻な問題が発生する可能性もあるので、細心の注意が必要だ。
実際の修正方法は、レジストリエディターを起動し、
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\GinaDLL」
の値を削除すればよいという。
(2003/3/27)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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