【ソフトウェア】
Microsoft、Windows Server 2003の開発を完了、製造工程に■URL 米Microsoftは28日、Windows 2000 Serverの後継OS「Windows Server 2003(以下、WS2003)」の開発を終了し、製造工程に入ったと発表した。3度に渡るリリース延長と名称変更を経ての正式リリースとなる。 WS2003は、Windowsサーバー「Windows 2000 Server」の後継機にあたる最新版。米MicrosoftのBill Gates会長が発表したポリシー「Trustworthy Computing」に基づいて、セキュリティ強化を最優先事項として設計されている点やIISが出荷時にオフに設定されているなど数多くの根本的な改革がされている点が特徴だ。 米Microsoftは、2001年4月、2002年3月、2002年11月の3度に渡りリリースの延期を発表しており、紆余曲折を経た上で出荷次期が決定したという経緯がある。今後は、米San FranciscoのGraham Civic Auditoriumで4月24日に開催される製品発表会で正式発表される予定。 発表されたWS2003は、4種類6モデル。数十個のプロセッサーを搭載するトップエンドマシン向けの「Windows Server 2003 Datacenter Edition」、マルチプロセッサ用の「Windows Server 2003 Enterprise Edition」、ローエンド向けの「Windows Server 2003 Standard Edition」、Webサーバー用「Windows Server 2003 Web Edition」となる。
また、WS2003と同時にWindows XPのItanium 2対応版「Windows XP 64-Bit Edition Version 2003」も製造工程に入ったことが発表された。こちらも、Graham Civic Auditoriumにて正式発表される予定だ。 ◎関連記事 (2003/3/31) [Reported by otsu-j@impress.co.jp] |
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