【ソフトウェア】
「Red Hat Linux 9日本語版」が4月18日より店頭販売開始
■URL
http://www.jp.redhat.com/about/news/04012003.html
http://www.redhat.com/about/presscenter/press/2003/press_rhl9/
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パッケージ写真
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レッドハット株式会社は1日、Linux OS製品「Red Hat Linux 9日本語版」の店頭販売を4月18日より開始すると発表した。価格は、通常版の「Red
Hat Linux 9日本語版(以下、通常版)」が6,800円、通常版に加えてDVDメディアやサポート面が強化された「Red Hat Linux
9 Professional(以下、Professional)」が1万9,800円。
Red Hat Linux 9は、Red Hat Linux 8の後継製品としてさまざまな改良が行なわれた最新版。特に、8より採用されたデスクトップ環境「Bluecurve」を強化し、適用範囲を拡大。さらに直感的な操作を可能にしたという。また、スレッド・テクノロジーである「NPTL(Native
POSIX Thread Library)」を初めて搭載した。
そのほかにも、主要コンポーネントであるLinuxカーネルはバージョン2.4.20になっており、オープンソースのオフィス製品「OpenOffice.org」、Webブラウザー「Mozilla」などの添付ソフトウェアはより新しい版が搭載されている。
Red Hat Linux 9の主なコンポーネントのバージョンは以下の通り。
- gcc 3.2.2
- GNU libc 2.3.2(with NPTL)
- CUPS 1.1.17
- GIMP 1.2.3
- GNOME 2.2.0
- GNU Emacs 21.2
- KDE 3.1
- kernel 2.4.20
- Mozilla 1.2.1
- OpenOffice.org 1.0.2
- Perl 5.8.0
- Postfix 1.1.11
- XFree86 4.3.0
- Web server powered by Apache httpd 2.0.40
- Ximian Evolution 1.2.2
なお、今回のパッケージ製品には、日本語入力環境(Wnn7 Personal Version 1.02)、日本語フォント(RICOH fonts)などが追加されたほか、30日間のWeb・メールによるインストールサポートやRed
Hat Networkベーシックサービスを利用できる。また、Professionalでは、これらの期間が60日間に設定されている。
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(2003/4/1)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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