シャープは、同社のインターネット接続サービス「シャープスペースタウン」において、Linuxザウルス「SL-C700」「SL-B500」「SL-A300」向けの地図情報サービス「モバイルマップNavi」を4月16日から開始する。利用料は月額400円。無料で利用できるトライアル版ソフトも5月31日までの期間限定で提供される。
「モバイルマップNavi」は、Linuxザウルス向けの地図情報サービス。インターネット経由で、日本地図の必要な部分をダウンロードして利用する。ダウンロードした地図データは、SDカードに保存して利用することもできる。地図上にアイコンを配置して情報を貼り付けることが可能で、今後はグルメ情報やカーナビゲーションと連携できる機能なども提供される見通し。
なお同サービスは、アイ・オー・データ機器製のコンパクトフラッシュカード型GPSレシーバー「CFGPS2」を使って、現在地をリアルタイムに表示させることも可能。目的地を設定すると、地図上にガイドラインが表示され、「歩行ナビゲーション」として利用できる。
シャープでは今後、同サービスをザウルスMIシリーズやWindowsパソコンに対応させる予定で、ビジネス向けに、ソフトや地図データなどのカスタマイズにも対応するとしている。
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(2003/4/2)
[Reported by 津田啓夢]
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