【セキュリティ】
米ISMAがストリーミングコンテンツ暗号化仕様を審査のために公開
■URL
http://www.isma.tv/pub/resources/pr.shtml?PR1011.txt
米Internet Streaming Media Alliance(ISMA)がストリーミングコンテンツを暗号化するための仕様を第三者による審査のために公開した。この最終仕様は6月に発表され、その後2カ月の間最終審査が行なわれる予定だ。
ISMAはストリーミングコンテンツの著作権保護のために2000年に設立された非営利団体で、創業メンバーはApple、Cisco、IBM、Kasenna、Philips、Sun Microsystemsである。
今回公開された仕様では128ビットのAES暗号標準規格を採用しており、ストリーミングコンテンツがIPネットワークを通して配信される途中と配信された後もデバイスの上でコンテンツが暗号化されたままであることが保証される。
この仕様についてISMAの代表Tom Jacobs氏は「ISMAの新しい仕様はWebをSSLやHTTPSが安全にするようにメディア配信を安全にするものだ」と述べ、この仕様の役割を説明している。
(2003/4/2)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]
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