【ソフトウェア】
シマンテック、スパムメール対策を強化したゲートウェイ向けウイルスソフト
■URL
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year03/030403b.html
株式会社シマンテックは3日、メールゲートウェイ向けウイルス対策ソフト「Symantec AntiVirus for SMTP Gateways 3.1(以下、SASG 3.1)」を4月25日より発売開始すると発表した。価格は、10~24ライセンスの場合で1ライセンス6,500円。
SASG 3.1はメールゲートウェイに設置し、SMTPサーバーで送受信されるメールのトラフィックを監視し、添付ファイルやメール本文に潜むウイルスの検出・駆除を行なうほか、メールの件名などからスパムメール対策機能も搭載するソフト。今回の新バージョンでは、特にスパム対策強化が図られたという。
スパム対策の強化では、管理者側で設定するブラックリストやホワイトリスト、一般的なスパムリスト「スパム対策用ブラックリストDNSBLやMail Abuse Prevention System(MAPS)」、ヒューリスティック技術などの複数のチェック機能で多重にスキャンすることによって精度を上げているという。
特に特徴的なのは、ヒューリスティック技術を採用している点。ヒューリスティック技術は、ウイルス解析にも用いられている手法で、この技術により高度な分析が可能になる。SASG 3.1では、ヒューリスティック技術がDNSBLやMAPSなどのDBを基にした独自の分析を行なうことによって未知のスパムにも対応ができるという。
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(2003/4/3)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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