【業界動向】
マイクロソフト、Windows CEのソースを公開
■URL
http://www.microsoft.com/japan/sharedsource/licensing/windowsce_announcement.mspx (CEPの概要)
マイクロソフトは、Windows CEのソースコードを法人向けに公開した。
今回実施されたソースコードの公開は、インターネットを通じて設計情報を公開する同社の制度「Shared Source Initiative」(シェアード ソース イニシアティブ:SSI)の一環として行なわれたもの。他社からマイクロソフトにライセンスされているソースコードを除く全コードに対してアクセスできる開発者向けのプログラム「Windows CE Shared Source Premium Licensing Program」(CEP)が、個別に契約を結んだ法人に提供される。
CEPの提供形態は、アクセス権のみを認めるライセンス「Windows CE Shared Source Premium Derivatives License」か、アクセス権と再配布権を認めるライセンス「Windows CE Shared Source Premium Derivatives Redistribution License」の2種類が用意されている。提供を受けた法人は、Windows CEのソースコードを改変できるほか、ライセンスによっては改変したコードの販売なども可能。
同社によれば、NECアクセステクニカ、NECインフロンティア、東芝、日立製作所、松下電器産業、三菱電機などの国内企業がCEPに関する契約を締結、もしくは参加表明を行なったとのこと。
(2003/4/10)
[Reported by 鷹木 創]
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