【業界動向】
ebXMLアジア会議、14社のebXML製品について相互接続性を検証
■URL
http://www.ecom.jp/press/20030411.html
電子商取引推進協議会(ECOM)は11日、14の企業/組織が参加して行なわれたebXML(electronic business eXtensible Markup Language)関連製品のテストで、各製品間の相互接続性が確認されたと発表した。ECOMと韓国電子商取引振興院、台北市コンピュータ同業協会が設立した委員会「ebXMLアジア会議」のタスクグループによって検証作業が進められていたもので、日本からは富士通、日立製作所、インフォテリア、NEC、NTTデータ、サン・マイクロシステムズが参加していた。
今回のテストは、ECOMが発行したガイドラインに沿って行なわれ、ebXMLメッセージサービス仕様に準拠する相互接続について基本機能が確認されたとしている。タスクグループでは近日中にもテスト項目を拡大した次のテストを予定しており、ebXMLアジア会議ではその結果に基づいて「接続性検証プログラム」を立ち上げる計画だという。このプログラムに合格した企業に対して、ebXMLアジア会議から資格を付与することで相互接続性の指標としていく考えだ。
(2003/4/11)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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