【サービス】
フュージョン、PBX不要の内線網構築オプションをIP-Phoneで提供
■URL
http://www.0038.net/press/nw030417.html
フュージョン・コミュニケーションズは17日、IP電話サービス「FUSION IP-Phone」のオプションとして、企業のPBX機能を提供する「FUSION IP-Centrex」を25日に開始すると発表した。フュージョンのIPネットワーク内に設けられた加入者IPソフトスイッチ側で、ユーザー企業の内線番号や短縮ダイヤルの設定、ダイヤルインなどのPBX機能を提供する。
IP-Centrexを利用することで、企業は個別にPBX機器を設置・運用する必要がなくなり、50回線以上の内線網を構築しているような企業でコスト削減効果が見込めるという。複数の拠点を持つ企業の場合も、通信回線が整っていれば、これまでPBXがカバーしていなかった拠点も内線グループに組み込むことが可能。IP-Phoneの基本料金のみで内線通話できるようになる。また、Webブラウザー上から内線の番号や機能を設定できるため、企業の担当社員による複数拠点の集中管理も可能になるとしている。
IP-Centrexを導入するには、IP-Phoneが利用可能な品質/帯域の通信回線と、IP-Centrexと接続が確認されたSIP対応のIP電話端末が必要。初期費用は、基本工事費用が1企業2万円、回線登録料が1番号1,000円で、このほかに通信回線の設定などを含むシステムインテグレーション料が必要になる。月額基本利用料は1番号1,000円となっている。
(2003/4/17)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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