【コンテンツ配信】
~オンラインゲームやeラーニング配信も可能に
フレッツスクウェアにサーバーを直接接続してコンテンツ配信が可能に
■URL
http://www.ntt-east.co.jp/release/0304/030417.html
http://www.ntt-west.co.jp/news/0304/030417.html
NTT東日本とNTT西日本は17日、両社が提供する「フレッツ・スクウェア」にコンテンツ事業者が直接サーバーを接続し、コンテンツを配信できるサービス(以下、サーバー接続サービス)を開始した。料金は、10Mbpsタイプが月額25万円、100Mbpsタイプが月額85万円。
サーバー接続サービスは、両社の地域IP網内にコンテンツ事業者が直接サーバーを接続することによって、フレッツユーザーにインターネットを介さない高品質なコンテンツを提供することができるサービス。従来より、フレッツ・スクウェア内にNTTが用意した共有サーバー上にコンテンツを配置し、フレッツユーザーに配信するサービスはあったが、共有サーバーだっために独自アプリケーションやDBサーバーの設置ができないなどの障害があった。
サーバー接続サービスでは、NTTが用意したデータセンター内か、もしくはNTTの接続線で接続されたネットワークであれば、コンテンツ事業者が自由にサーバーの設置が可能となり、コンテンツ配信の幅が広がる。ただし、インターネットを介してフレッツスクウェアにサーバーを接続することや、公序良俗に反するコンテンツ配信は禁止されている。
サービス提供地域は、NTT東日本が東京、神奈川、千葉、埼玉。NTT西日本が、大阪エリア、京都エリア、兵庫エリアとなっており、それぞれ地域IP網の広域化にあわせて、順次エリア拡大を行なうとしている。なお、工事費用はNTT東日本が3万1,000円、NTT西日本が2万1,000円となっている。
NTT東日本によると「従来の共有型では、放送事業者が既存のコンテンツを有料で提供するものがメインだったが、共有型ゆえにアプリケーション導入などの縛りが多く、他のブロードバンドコンテンツとの差別化を図ることが難しかった。今回のサーバー接続サービスでは、基本的にサーバー構成などはコンテンツ配信事業者の自由なので、大幅にコンテンツの自由度が増すだろう。当社では、オンラインゲームやeラーニングのコンテンツが増えるのではないかと予測している」とのこと。
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[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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