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ドコモ、505iで採用されたiアプリの新仕様を公開

■URL
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/java/index.html

4月8日に発表された505iシリーズ

 NTTドコモは、近日発売予定の505iシリーズが対応するiアプリの新規格「DoJa 3.0」の詳細を公開した。

 同社が提供している「iアプリ」では、プログラミング言語として携帯機器向けJavaであるJ2ME(Java 2 Micro Edition)のCLDC(Connected Limited Device Configuration)に、iアプリの独自仕様が拡張された「DoJa」が用いられている。8日に発表された505iシリーズからは、アドレス帳へのアクセス機能や指紋認証機能などが追加された仕様「DoJa 3.0」が利用できるようになる。

 「DoJa 3.0」では、画像の表示やメロディの再生など基本的なAPIのほか、カメラなどデバイスと連携できるオプションAPIも用意される。旧バージョンである「DoJa 2.0」でオプションAPIとして提供されてきた機能の一部が、「DoJa 3.0」からは基本APIに採用されている。

 特徴的な新機能は、複数のiアプリが連携できるというもの。これまでも、ブラウザやメールソフトからiアプリを起動することは可能だったが、「DoJa 3.0」では、iアプリからiアプリを起動できるようになる。同じサーバーからダウンロードされたiアプリ同士は、パラメータの受け渡しが可能な「連携モード」での起動が可能になり、異なるサーバーからダウンロードされたiアプリは、シンプルに起動のみ行なう「ランチャーモード」によって起動できる。さらに、従来iアプリ一覧などのサブメニューから呼び出していた新バージョンの更新を、iアプリから行なえる機能も追加される。

 また、「DoJa 3.0」におけるアプリケーション本体のサイズは最大30KBだが、iアプリに必要なデータを端末内に保存できる“スクラッチパッド”の領域が従来の2倍である200KBに拡大されている。

 このほか、端末内のアドレス帳との連携やダウンロードサーバー以外と通信できる「iアプリDX(トラステッドiアプリ)」が利用可能となる。ただし、この部分の利用はセキュリティ面への考慮から、iモード公式メニュー内のコンテンツプロバイダーのみが可能となっている。

 カメラ関連では、カメラそのものの制御をiアプリから行なえる機能が標準機能として採用され、iアプリから撮影する画像のサイズ、フレーム画像の指定などが行なえるようになる。また、バーコードやQRコード、テキストを撮影して読み取れる「コード認識」機能や、撮影補助として装備されるフラッシュのON/OFFなどの操作が行なえる「ピクチャーライト操作」機能が利用可能になる。

 専用デバイスを装備することによって利用できる機能としては、「F505i」のような指紋認証機能や「SH505i」における3D表示対応液晶向けにiアプリから立体表示が可能になるAPIも用意される。

 同社では、DoJa 3.0の仕様書を同社Webサイトで公開しているほか、開発用ツールも無償配布している。

(2003/4/21)

[Reported by 関口 聖]

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