【ソフトウェア】
東芝、動的コンテンツに対応したWeb高速化ソフト 「FlyingServ Webキャッシュ」
■URL
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_04/pr_j1702.htm
株式会社東芝は、動的コンテンツに対応したWeb高速化ソフト「FlyingServ Webキャッシュ(以下、FlyingServ)」を5月9日より発売すると発表した。価格は、サーバー側が150万円、クライアント側プロキシーが15万円。
FlyingServは、64~128kbps程度の低速なネットワーク環境を対象に、東芝独自の「差分管理機能」というキャッシュ機能を搭載することにより、Web閲覧の高速化を図るソフト。同社では、低速回線を利用している支店・支局が毎日更新が行なわれる社内コンテンツなどを閲覧する際に、特に効果を発揮するとしている。
従来のWeb高速化ソフトでは、毎回内容が変化するような動的コンテンツが更新されている場合は、Web閲覧の高速化を図れなかった。これに対してFlyingServでは、Webサイトの変化(差分情報)をハッシュ値を利用して細かく管理し、コンテンツの中で変化のある部分だけ転送し、キャッシュしているコンテンツと組み合わせてWebを表示する。
東芝では、営業所間を低速な専用線で結んでWebベースの業務システムを運営している場合などは、新たに回線を加える必要がなくなるため、低コストで高速化を実現できるとしている。
(2003/4/21)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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