【セキュリティ】
トレンドマイクロ、GW前のウイルス対策確認を呼びかけ
■URL
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2003/news030423a.htm
http://www.trendmicro.com/jp/security/general/before/holidays.htm
トレンドマイクロ株式会社は23日、「ゴールデンウィーク休暇(以下、GW)前ウイルス対策確認事項」を公開した。“システム管理者”向けと“家や会社でPCを利用するユーザー”向けに分けてとりまとめている。
システム管理者向けの確認事項6項目は以下の通り。
- CodeRedやNimdaなどが利用するセキュリティホールや、「MS03-007」などバッファオーバーフローを引き起こすセキュリティホールに対応したパッチをあてる
- ウイルス定義ファイルを最新のものに更新しておく
- ファイルサーバーやグループウェアサーバーなど、重要な情報が入っているサーバーのウイルス検索を行ない、バックアップを取っておく
- 不必要なサービスは停止し、使用しないPCは電源を落とす
- 自宅や携帯電話用メールアドレスへのウイルス情報連絡サービスを申し込み、社外からでも情報を入手できるようする
- あらかじめ緊急連絡網・情報システム担当決裁者や対応事項などをマニュアル化し、担当者間で情報共有をしておく
また、家や会社でPCを利用するユーザー向けの対策4項目は以下の通り。
- ウイルス対策製品が最新か、常に最新になるように設定されているか確認する
- NIMDAやKLEZなどが利用する「MS01-020」や、「MS03-011」など早急に対策が必要な既知のセキュリティホール対策が万全か確認する
- 万が一に備えて、重要なデータはバックアップを取っておく
- 休暇中は、使用していない家や会社のPCの電源は切る
トレンドマイクロでは、「休暇中でもウイルスが蔓延する可能性があるため、万全な対策を施してから過ごして欲しい」としている。
(2003/4/23)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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