【IPv6】
フリービット、IPv6実験「Feel6」にリモートアクセス機能等を追加■URL
まずリモートアクセス機能では、Feel6を利用するための専用ソフト「BitBasket6」が動作中のPCに対して、会社やインターネットカフェなど外部からWebブラウザーを使ってアクセスできる機能を提供する。利用できるのは、BitBasket6で受信したメールを閲覧できる「リモートメール機能」と、あらかじめ指定したフォルダやファイルにアクセスできる「リモートディスク機能」で、アクセスするPCはFeel6に接続している必要はなく、通常の環境から利用できる。 リモートアクセスは、Feel6のWebサイトからログインを行なうことで利用できる。初回のみJavaアプレットのインストールが必要となる。ログインすると自分がアクセス可能なPCが表示されるので、メールを読む場合は封筒のアイコンを、ディスクアクセスの場合はディスクのアイコンをクリックすると、メールやフォルダが表示される。なお利用にはWindowsの場合Internet Explorer 6以上、Mac OS Xの場合Internet Explorer 5.2/Netscape 7/Safari以上が必要で、Javaアプレット環境としてJava 2 SDK Standard Edition(1.4以上)をあらかじめパソコンにインストールする必要がある。 一方、メールのプッシュ配信では、Feel6のサーバーに新たに到着したメールを、BitBasket6のサーバーにリアルタイム通知するもの。メール受信のリアルタイム性が高まるほか、新着メールがあるときだけサーバーにアクセスするようになるため、メールサーバーの負荷も軽減できるという。 フリービットでは今後、外出先のPCから自分のPCへのファイル転送機能や、外出先からのリモート操作によるメール送信、転送ファイルのデータ暗号化などの機能をFeel6へ付加していく。なおFeel6の現在の参加者は約700名で、IPv6実験では大規模なものになっているという。さらにこの実験で利用している技術群「Feel6 Technology」が、3月31日付で総務省認可法人の通信・放送機構より「平成14年度先進技術型研究開発助成金」(交付件数39、交付総額7億7,500万円)の支給対象として、正式認定されたことも明らかにした。 ◎関連記事 (2003/4/25) [Reported by aoki-m@impress.co.jp] |
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