【ハードウェア】
~米国では楽曲データのオンライン販売もUSB 2.0に対応し、より薄くなった新型iPod■URL アップルコンピュータは、従来モデルより約3mm薄くなり、USB 2.0に対応したポータブルオーディオプレイヤー「iPod」の新モデルを5月9日に発売する。 今回発表された新モデルは、HDD容量は従来タイプと同様ながら、新たにUSB 2.0ポートを備えるほか、WindowsおよびMac OSに1台で対応できるポータブルオーディオプレイヤー。ラインナップは、10GBの「M8976J/A」、15GBの「M8946J/A」、30GBの「M8948J/A」の3種類。10GBモデルおよび15GBモデルの大きさは、103.5×61.8×15.7mm(高×幅×奥行)で、重さは158g。30GBモデルの大きさは103.5×61.8×18.7mm(高×幅×奥行)で、重さは176g。 対応OSは、Windows Me/2000/XP、Mac OS X v10.1.5以降。再生できるデータは、MP3形式とWAV形式。Mac OS搭載マシンから転送した場合は、AAC形式、AIFF形式をサポート。リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、連続再生時間は8時間。15GBモデルと30GBバイトモデルには、PDAにおけるクレードルにあたる「ドック」が付属し、充電やパソコンとのデータ転送が手軽に行なえる。本体底部には、ドックと接続するコネクタを装備。パソコンとの接続は、ドックもしくは変換ケーブルを用いて、IEEE 1394ポート、またはUSB 2.0ポートを介して行なう。 本体には、2インチ、160×128ドットの液晶を搭載。本体全面の操作ボタンはバックライトを備えており、暗闇でもスムーズに操作できるという。 このほか、メニューのカスタマイズ機能やiPod上でプレイリストを作成できる「On-The-Go」機能などを備えている。また、同製品の発売にあわせ、米国ではオンライン楽曲データ販売サービス「iTunes Music Store」の提供も予定されている。 パッケージには、ヘッドフォンやIEEE 1394ケーブル、データ転送用ソフトウェアなどが同梱される。価格は、10GBモデルが36,800円、15GBが47,800円、30GBモデルが59,800円。オプション提供のUSB 2.0ケーブル(2,400円)は6月に販売が開始される予定。 (2003/4/30) [Reported by 関口 聖] |
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