【調査結果】
IP電話導入で約4割のユーザーが通話時間「増えた」~バガボンド調査
■URL
http://www.vagabond.co.jp/top/pressr/press/200305081.html
バガボンドは8日、IP電話またはインターネット電話を導入しているユーザー500人に対して実施したアンケート調査の結果を発表した。IP電話の導入により、約4割のユーザーが通話時間が増えたと回答。また、IP電話サービスに満足しているとしたユーザーも7割近くに達した。
IP電話の導入による通話時間の変化をたずねた質問では、通話時間が「かなり増えた」が11.0%、「増えた」が30.0%。「導入前後で通話時間に変化はない」とした人が58.8%いる一方で、通話料が無料もしくは低価格になるということで、合計41%の人の通話時間は増えていることになる。
この傾向は特に女性に現われており、変化なしとした男性が64.7%あったのに対し、女性は50.7%と15ポイントの開きがあった。「女性のほうが通信コスト低下をより享受し、通話時間を気にせずに利用するパターンが多くなっている」としている。
現在利用しているIP電話サービスの満足度をたずねる質問では、「満足」が27.0%、「やや満足」が41.2%で、合計68.2%の人がそのサービスに概ね満足しているという結果になった。サービスの乗り換え意向についても、83.0%が「乗り換えは検討していない」としている。
その一方で、15.8%の人はなんらかのかたちで他のサービスへの乗り換えを検討している。アンケートでは不満な点や改善して欲しい点もたずねており、「音質」「通話の途切れ」「電話番号が非通知になる・ナンバーディスプレイ未対応」に回答が集中したという。これらの点が「乗り換えを検討する大きな要因のひとつになっていると考えられる」としている。なお、IP電話から普通の電話に戻したいとした人は、1.2%に止まった。
(2003/5/8)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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