【業界動向】
米T-Mobileが携帯電話とホットスポットサービスの請求書を統合
■URL
http://www.t-mobile.com/company/pressroom/pressrelease72.asp (英文)
米T-Mobileは8日、T-Mobileのホットスポットサービスの請求書を、同社の携帯電話とデータ通信サービスの請求書と統合することを発表した。これによりT-Mobileは顧客に対して携帯電話による音声通話だけでなく、ホットスポットによる高速データ通信を統合された1つのサービスとして提供することになる。
今日からT-Mobileは顧客に対してT-Mobileホットスポットサービスを月額19.99ドルで無制限にアクセスできる定額料金制サービスを提供する。これは従量課金制が適用されている現在のT-Mobileホットスポットサービスに比べて大幅な割引となる。しかしT-Mobileの会員にならず、出先ですぐにホットスポットサービスを利用したい顧客には従来通り従量課金制が適用される。
T-Mobileのホットスポットサービスは現在全米2300カ所に設置されており、コーヒーショップのStarbucks、大手書店のBorders、空港内にある航空会社の顧客用ラウンジなどに設置されている。ちなみに、T-Mobile USAはDeutsche Telekom AGの子会社T-Mobile International Groupのメンバーでもある。
(2003/5/9)
[Reported by 青木大我 (taiga@scientist.com) ]
|