【実証実験】
So-net、最大6MbpsのIPv6コンテンツ配信実験
■URL
http://www.so-net.ne.jp/v6trial/tsp/
ソニーコミュニケーションネットワークは、5月14日から8月29日まで、同社の運営するSo-netにおいてIPv6による接続実験を実施する。トンネリング方式でIPv6接続を行ない、最大6Mbpsの映像の配信も行なう。
IPv6実験サービスは、So-net会員に限定販売しているソニー製のブロードバンドAVルータ「HN-RT1」を購入し、So-netのブロードバンド接続コースを利用中の会員が対象。5月12日から専用の受け付けWebサイトで申し込みを受け付け、先着300名がモニターに参加できる。モニターに関して付加料金などはかからない。
IPv6の接続は、トンネリング方式で行ない、実験モニターには、AVルータをIPv6に対応させる専用のファームウェアが配布される。なお、ファームウェアの適用はAVルータの特長である、本体ボタン操作による更新はできず、別途パソコンでダウンロードして更新する必要があるという。
また、IPv6接続に合わせて配信するコンテンツは6M/1M/500kbsの帯域が用意され、視聴にはWindows Media Player 9以降が必要となる。Macintoshはサポートせず、OSはWindows XP SP1以降、6Mbpsのコンテンツを受信する場合はCPUにPentuim4 1.6GHz以上を推奨している。
配信されるコンテンツは童話を電子紙芝居化した「ラビットイヤーズ」、メジャーアーティストによるライブ映像集「Sizzling Adult Music」、Lyricoのライブ映像「Sony Style@So-net at Marunouchi」の3つとなっている。
◎関連記事
■ソニーとSCN、「コクーン」でIPv6によるコンテンツ配信実験
■So-net、会員向けにIPv6をトンネル方式で無料提供
(2003/5/12)
[Reported by 正田拓也]
|