【ソフトウェア】
トレンドマイクロ、リアルタイム検索に対応したLinux向けウイルス対策製品
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http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2003/news030514.htm
トレンドマイクロ株式会社は14日、Linuxサーバー用ウイルス対策製品「ServerProtect for Linux 1.2(以下、SPL1.2)」を7月下旬より発売すると発表した。価格は、1サーバーにつき15万5,400円から。
SPL1.2は、リアルタイムでのウイルス検索に対応したLinuxサーバー用ウイルス対策製品。最新のウイルスパターンファイルや検索エンジン、プログラムモジュールをインターネット経由で自動的にアップデートする機能を搭載している。また、複数のカーネルがリリースされた際も、新しいカーネルへ迅速に対応できるモジュール「KHM(カーネルフッキングモジュール)」を同社Webサイト上で提供する。
新機能には、従来のWebベースの管理コンソールのほかに「コマンドベースでの管理機能」が追加されたほか、Webブラウザー「Mozilla」への対応、パターンファイルのアップデート先の複数指定が可能、など複数の機能が挙げられている。
また、「Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 2.1」に対応したことにより、対応するディストリビューションとカーネルは、「Red Hat Linux 8.0(カーネル2.4.18~27.8.0)」「Red Hat Linux 9 (カーネル2.4.20~9)」「Red Hat Linux Enterprise Linux AS 2.1(カーネル2.4.9~e.16)」となった。
トレンドマイクロによると、Linux上で活動するウイルスは同社で確認しているだけでも337種類あり、昨今急増しているとのこと。
(2003/5/14)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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