米Verizon、ニューヨークでホットスポットサービスを開始

■URL
http://newscenter.verizon.com/proactive/newsroom/release.vtml?id=80218
http://www.verizon.net/wifi/

ホットスポット設置場所の検索画面

　米国通信大手のVerizon Communications（以下Verizon）は、5月13日より米ニューヨーク市で「Verizon HotSpots」サービスを開始した。現在150のホットスポットが設置されており、将来的にはニューヨーク市内で合計1,000カ所のホットスポットが計画されている。

　このサービスは同社が運営するISP「Verizon Online」の会員に対して無料で提供される。ただしホットスポットを利用するための接続機器は、自前で用意する必要がある。

　ホットスポットは市内各地の公衆電話に設置されているため、人々が多く利用する場所である公園、バス停、広場などの地域やその周辺で高速インターネット接続できることになる。ホットスポットの地図はVerizonのサイトで確認できる。

　このサービス開始の目的についてVerizon上級副社長のJames A. Ottebeck氏は、「Wi-Fi技術を使った我々のデータネットワークへの無料接続によって、顧客が他のプロバイダーからは決して得られないような利点を提供することになり、我々のブロードバンドサービスをユニークで競争力のある物とするだろう」と述べた。

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(2003/5/14)

[Reported by 青木大我 （taiga@scientist.com）]