【ハードウェア】
NTT-ME、簡単に2重化できるResilience社製ファイアウォール「DX4600シリーズ」
■URL
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2003/nws030515.htm
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下、NTT-ME)は15日、米国のセキュリティ会社Resilience Corporation社と提携し、同社製ファイアウォール「DX4600シリーズ(以下、DX4600)」の販売を5月16日より開始すると発表した。価格は530万円から。
DX4600は、Resilience社の独自技術であるIntegrated High Availability(IHA)技術を採用することにより、高度かつ簡易にファイアウォールの2重化を実現している。具体的にはIHA技術により、ハードウェアからソフトウェア全域にわたり障害が発生しても、数十ミリ秒程度で検出や切替が行なうことが可能となっているほか、従来困難であったハードウェア設定や2重化のクラスタリング設定を、数十分という短時間での設定が可能になるという。
そのほかにも、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社のセキュリティソフト「VPN-1/FireWall-1 Next Generation」を搭載しているため、ステートフル・インスペクション機能や、2回目のIPパケットを効率良く処理する「SecureXLTM」などのファイアウォール機能に加え、VPN接続も可能となっている。
NTT-MEでは、ファイアウォールのパフォーマンスが600Mbps~1.5Gbpsの4モデルを用意し、インターネットバンキングを行なう金融機関やISPなどを対象に販売を行なっていくとしている。
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(2003/5/15)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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