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住友商事とUCカード、駐車場料金の携帯クレジット決済トライアルを実施
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http://www.sumitomocorp.co.jp/news/20030519_150304_kokunai.htm
住友商事株式会社とユーシーカード株式会社(以下、UCカード)は19日、営業用駐車場において、赤外線を利用した携帯電話クレジット決済トライアルを5月8日より開始したと発表した。駐車場における携帯電話クレジット決済のトライアルは国内で始めての試みだという。
トライアルは住友商事とUCカードの両社が、UCカードがKDDIと共同で実施している携帯電話クレジット決済トライアル「Kei-Credit」に、キャッシュレス駐車場管理分野を手がける名鉄協商と提携し、参画するというもの。「Kei-Credit」は、CDMA2000 1x端末でクレジット決済ができる技術で、2003年3月より実験が開始されている。今回のトライアルでは、赤外線通信機能を追加開発することで、駐車場決済での携帯電話によるクレジット決済トライアルを実現したという。
駐車場のトライアルでは、モニターが事前にクレジットカード情報を搭載した多目的ICカードをCDMA2000 1x端末に格納して利用する。実際には、駐車場に入庫する時にICカードを格納した携帯電話を駐車場管理システムにかざすことで、クレジットカード情報を赤外線通信で認証し、入庫できる仕組み。また、出庫時も同様の操作を行なうだけで、駐車時間を計算し、料金算出とクレジット決済を同時に自動で行なえる。
トライアルが行なわれる駐車場は名古屋市の「名鉄協商かこまちパーキング」で、利用対象者は「Kei-Credit」モニター会員となる。なお、「Kei-Credit」モニター会員の募集は既に終了している。
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携帯クレジット決済トライアルのイメージ図
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(2003/5/19)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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