【ソフト/Web製作】
総務省、Webアクセシビリティチェッカー 「ウェブヘルパー1.0」を公開
■URL
http://www.jwas.gr.jp/helper/
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ウェブヘルパーの起動画面 |
総務省のウェブアクセシビリティ実証実験事務局は、Webページのアクセシビリティ(バリアフリー度)を点検・修正するプログラム「ウェブヘルパー Ver1.0」(以下ウェブヘルパー)を公開した。Webサイトからダウンロードして無料で利用できる。
総務省では2001年9月より、サイト「みんなのウェブ」を通じてWebアクセシビリティの普及推進活動を展開。セミナーや「アクセシブルサイト・コンテスト」などの活動を行なってきた。今回発表したウェブヘルパーは、これまでWeb上のサービスとして提供してたアクセシビリティの点検・修正機能を、単独のソフトとして提供するもの。これにより、従来のURL指定に加えて、利用者のローカルPCにあるHTMLファイルの点検や修正も可能になり、Web製作者にとっての利便性をている。
ウェブヘルパーでは、チェックしたいWebページのURL、またはローカルのHTMLファイルを読み込ませることで、アクセシビリティのチェックができる。チェックの結果、問題箇所は「×」、確認が必要な箇所には「?」が付き、「該当箇所表示」のボタンから問題の一覧が可能だ。またエディタを起動してその場で修正することや、HTMLファイルのあるフォルダを指定しての一括チェックもできる。
ウェブヘルパーはWindows XP/2000/98SE、Mac OS X 10.1以降に対応し、ダウンロードファイルのサイズは約1.7MB。別途Java実行環境(WindowsはJ2RE 1.3.1以上、MacintoshはJava 1.3.1 Update以上)が必要となる。
(2003/5/20)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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