【業界動向】
NTT Com、DreamNetをOCNに統合。メールアドレスなどは継続して提供
■URL
http://www.dream.com/information/press/20030523.html
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とドリームネットは、7月1日付でドリームネットが運営するプロバイダー「DreamNet」のインターネット接続サービス事業を、NTT Comが運営する「OCN」に統合すると発表した。DreamNetの料金やメールアドレスに変更はなく、継続して利用できるという。
NTT Comは2003年1月23日をもってドリームネットの全株式を取得しており、今回の統合はこれに続くもの。インターネット接続サービスをOCNに統合、設備やオペレーションも共有していくことでサービスの品質を高め、競争力を強化していく狙いだという。
NTT Comは2002年10月にもNTTPCコミュニケーションズが運営する「InfoSphere」の個人向けサービスをOCNに統合しており、この時はメールアドレスなどサービスメニューも段階的にOCNへ統合された。DreamNetについてはメールアドレス、料金などは変更なく提供を継続、サービスの詳細などは別途ユーザーに告知していく予定だ。
2003年3月末現在の会員数はOCNが約350万加入で、対するDreamNetは約30万加入(ともにコンテンツ会員除く)。ブロードバンド会員についてはOCNが2003年4月末で100万人を突破したと発表している。
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(2003/5/23)
[Reported by 甲斐祐樹]
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