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ドコモ、初のFOMA/PDCデュアルモード端末「N2701」■URL
NTTドコモは、W-CDMA方式(FOMA)とPDC方式(mova)の両方に対応したデュアルモード端末「FOMA N2701」を6月11日に発売する。利用するにはデュアルネットワークサービスへの加入が必要となる。価格は3万円台になる見込み。 N2701は、NEC製のFOMA/movaのデュアルモード端末。電話番号は、端末1台に1つ割り当てられるため、FOMAでもmovaでも同じ番号で利用できる。FOMAとmovaの切り替えは自動で行なわれるが、Multiボタンの長押しで手動設定もできる。movaモードでのメール送信は全角250文字までとなっているが、FOMAモードでは全角5,000文字まで対応する。 料金プランはFOMAの各プランが選択できる。movaモードでの通話料には、FOMAの料金プランに応じたmovaの通話料が適用され、例えば、「FOMAプラン150」を契約している場合はmovaの「プランA」の通話料が、「FOMAプラン100」を契約している場合はmovaの「おはなしプラス BIG」の通話料が適用されるようになっている。FOMAの料金プランでの無料通話分などもmovaモードでの通話料に適用される。 端末はすでに発売されている「N2051」をベースにしており、主な仕様はほとんど同じ。メインディスプレイには2.2インチ、65,536色のTFD液晶を搭載。背面に31万画素、内側に10万画素のCMOSカメラを搭載し、iモーションメールにも対応している。ニューロポインターも利用できる。なおN2701では背面・内側にフォトライトを装備。従来のFOMA端末と同様に、iショット機能には対応していない。 大きさは104×51×28mm、重さは130g。ボディカラーはグレーとピンクの2色。連続通話時間はFOMAモードで約130分、movaモードで約120分。連続待受時間はFOMAモードの静止時で約230時間、移動時で約170時間、movaモードで約270時間。 ドコモでは、「FOMAの機能面などに不安を抱いているユーザーに、ぜひデュアルモード端末を利用してもらいたい。パケット料金などFOMAの良さをわかってもらえるはず。また、N2701の売上しだいでは、第2、第3のデュアルモード端末も発売される可能性がある」としている。 ◎関連記事 (2003/5/27) [Reported by 湯野康隆 / 鷹木 創] |
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