イー・マーケティング、商品名のブレに強い企業向け検索ASP「Z-XCV」
■URL
http://www.z-xcv.com/
http://www.e-marketing.co.jp/
http://www.scripts-lab.co.jp/
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| イー・マーケティング代表取締役の澤井条二氏 |
今回開始する「Z-XCV」は、企業サイトやECサイトをターゲットとした製品で、精度の高いサイト内検索機能を提供するもの。カタカナやひらがな、音引きといった日本語の表記の揺れを自動的に判別し、正しい語句を類推する「ピンポイントワード」機能をもつ。これは例えば「ヴァイオリン」と「バイオリン」という表記の違いを自動的に識別、同じものを示す言葉として認識する機能で、これによって商品名などが正確に入力されなくても、正しい検索結果の表示が可能になるという。辞書ベースの語句判別と異なり、語句の違いを自動的に類推する論理ベースの判別技術を用いているため、メンテナンスの手間が少ない点も特徴としている。
また文章単位でAND検索や、検索キーワードが含まれている文章を抜き出して表示する「ピンポイントセンテンス」機能によって、AND検索の精度を向上、該当ページのどこにキーワードがあるのかもわかりやすく示すことができる。さらに、データベース生成型のWebページや、PDFやPowerPoint、Wordなどのファイル内検索に対応。ECサイトやIR情報サイトなど、多様なコンテンツ形式を含むサイトの検索対応も容易という。検索エンジンには、スクリプツ・ラボ有限会社が開発した「Mind Search II」を採用している。
「Z-XCV」の料金は、サイト内のコンテンツ量が500ページで月額1万8,000円から。コンテンツ量に応じて料金は変動し、数万ページ規模のサイトでは月額10万円前後が目安としている。イー・マーケティングでは、「Z-XCV」をWeb製作会社などを通じて展開していく方向という。
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(2003/5/29)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]