【新製品】
NTT西日本、フレッツ・スポット向けIP電話サービスに対応したPDA
■URL
http://www.ntt-west.co.jp/news/0306/030603.html (リリース)
http://www.ntt-west.co.jp/kiki/consumer/southern/pda_c750/isp.html (対応プロバイダー情報)
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サザンクロスPDA SL-C750 |
NTT西日本は、6月25日より「サザンクロスPDA SL-C750」を発売する。NTT西日本が提供する公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」のユーザー向けに販売され、プロバイダー各社が提供するIP電話サービスをフレッツ・スポットから利用できる。標準価格は69,800円。
サザンクロスPDA SL-C750は、OSにLinuxを搭載したシャープ製PDA「SL-C750」をベースにIP電話サービスやフレッツ・スポットへ対応したもの。本体のほか、コンパクトフラッシュ(CF)型の無線LANカード、イヤホンマイクが付属する。
CPUにはインテルのPXA255 400MHzを採用し、本体メモリは内蔵フラッシュメモリが64MB、SDRAMが64MB。外部スロットはSDカード×1、CFカード×1を搭載する。本体サイズは約120×83×18.6mm(幅×奥行×高)、重量は約220g。
また、プロバイダー各社が提供している「050」番号を利用したIP電話サービスにも対応し、フレッツ・スポットからワイヤレス環境でIP電話が利用できる。ただし、利用にあたってはプロバイダーが本サービス向けに用意するメニューを利用する必要があり、料金や詳細などはプロバイダーごと異なるという。対応プロバイダーは現在のところ公開されていないが、フレッツ・スポットに対応しており、フレッツシリーズ向けにIP電話サービスを提供しているプロバイダーということになる。
対応プロバイダーは6月下旬以降、NTT西日本のWebサイトで順次公開される予定。なお、シャープが試験サービスとして提供している同社のPDA「ザウルス」シリーズを利用したIP電話サービスとはあくまで別のサービスになるという。
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(2003/6/3)
[Reported by 甲斐祐樹]
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