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goo、検索キーワードを自動翻訳する画像検索サービスを開始■URL
この自動翻訳機能は「gooクエリージェネレーター」という名称で、NTTの研究所の技術を応用して開発されたもの。検索キーワードを日本語で入力した場合に、英語に翻訳したキーワードや、ローマ字表記に変換したキーワードも検索対象として自動的に補完し、Webサイトの記述言語を意識せずに画像ファイルの検索が可能になるという。例を挙げると、検索キーワードとして“キアヌ・リーブス”を入力した場合、自動的に“Keanu Reeves”、“KeanuReeves”も検索対象となる。また“地図”を入力した場合、“map”と“chizu”が自動翻訳で検索対象に含まれる。画像ファイルの検索ニーズが高いと予想されるキーワードを特に強化しているほか、ニックネームや通称など、日本語キーワードの入力のブレも自動的に補完できるため、日本語サイトの検索もより強化できるという。 またわいせつ画像や暴力画像といった不適切な画像を検索結果から外すための「アダルトフィルタ機能」を付加。通常はフィルタ機能がオンの状態で提供している。オフにするにはユーザーが20歳以上であることを確認するため、gooパスポートでのログインが必要になる。 NTT-Xでは、動画や画像を観る、音楽を聴くなどの行為は、Webページを読むことに比べて言葉の壁に影響されにくい点に着目。画像や音楽ファイルの検索では、通常のWeb検索に比べて海外のサイトにあるファイルを検索するニーズが高まると予測し、このサービスを開発した。gooでは以前よりデータタイプを指定しての画像検索機能は提供していたが、キーワード入力と画像ボタンのクリックだけで検索できるサービスは今回が初めて。なおマルチメディア検索技術は、オーバーチュアに買収されたFAST社の技術を利用している。 NTT-Xでは画像検索を皮切りに、6月中に動画ファイル検索の開始、また第2四半期中に音楽ファイル検索機能を追加する予定で、増加するブロードバンドユーザーのニーズに応えていくという。 ◎関連記事 (2003/6/10) [Reported by aoki-m@impress.co.jp] |
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