NRIセキュア、従業員PCのセキュリティ対策状況を診断するソフト

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http://www.nri.co.jp/news/2003/030616.html

　NRIセキュアテクノロジーズ株式会社（以下、NRIセキュア）は16日、PCのセキュリティ対策状況を診断・監視するソフト「SecureCube－PCCheck（以下、SCPC）」を開発し、7月より発売すると発表した。価格は1,000ユーザーライセンス付きで年額420万円。

　SCPCは、イントラネット内にセキュリティサイトを構築し、クライアントPCにセキュリティ診断用のプログラムをインストールすることによって、各PCのセキュリティ対策状況を毎日診断するというもの。診断結果を管理者が確認し、状況に見合った対応を行なうことによって、脆弱性などの脅威からPCを守る。

　診断の検査項目は、OS・ブラウザのバージョンやパッチの適用状況、アプリケーションの設定、ウイルス対策ソフトのパターンファイルなど。また、外部アクセス時のセキュリティポリシーを設定し、PCごとにポリシーと比較・診断する「ポリシー設定/統合管理サービス」や、個別PCのセキュリティ対策状況をもとに外部ネットワークへのアクセス遮断などを行なう「外部アクセス規制」機能などが提供される。

　診断結果は、クライアントPCのユーザーとシステム管理者に提供される。さらに、クライアントPCのユーザーには、バージョンアップやパッチの適用する際の支援ツールも提供される。対応OSは、サーバー側がRedHat Linux、クライアント側がWindows XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98。

PC診断プログラムの画面イメージ	外部アクセスポリシー設定の画面イメージ

(2003/6/16)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]