【サイト紹介】
梅雨の長雨に、天気・気象サイトで情報収集
2003年もすでに約半年が経過し、梅雨シーズンの真っ最中。長雨にウンザリする日も多いだろう。そこで今回は、天気・気象情報を提供する各種サイトを紹介する。早めの情報収集で、少しでもリラックスして明日を迎えよう。
●テレビ・新聞の定番お天気予報
多くの人にとって、もっとも身近な気象情報と言えば、マスコミを通じて発表される天気予報だろう。まず最初に、それらテレビ・ラジオ・新聞各社の気象情報サイトを紹介する。
■NHK気象情報
http://www.nhk.or.jp/weather/
NHKが提供する気象情報。テレビ放送される天気予報とほぼ同じ予報図などを使用しており、全国の天気が1ページだけでシンプルに確認できる。最低・最高気温、週間の予報も掲載している。
■TBS WEATHER GUIDE
http://www.tbs.co.jp/weather/
在京テレビ局「TBS」の気象情報サイト。気象衛星から撮影した雲の様子などがトップページから確認できる。今日・明日の天気だけでなく、波の高さなど、各種の予報を掲載。国内の予報は、全国版・首都圏版の2種類がある。
■ヤン坊マー坊天気予報
http://www.yanbohmarboh.jp/tenki/index.html
産業機器メーカー「ヤンマー」が公開する天気予報のページ。主要な予報以外にも、釣り用ボートを製造販売する同社らしく、釣り場天気予報を掲載している。
■Weather asahi.com
http://weather.asahi.com/
朝日新聞社のサイト内にある天気予報。全国の天気をトップページに公開しており、各地の予報についてはプルダウンメニューから選択・閲覧できる。また、ここ24時間の雲の動きを、GIFアニメで見られる。
●検索ついでにお天気も~ポータル各社
ここでは大手ポータルサイトの気象情報ページをピックアップした。日常に密接した情報であるだけに、各ポータルサイト、質・量ともに充実している。あなたがよくお使いになるポータルサイトにもあるのでは?
■MSN天気予報
http://weather.msn.co.jp/
マイクロソフト運営のポータルサイト「MSN」内にある天気予報。全国各地の時間帯別予報・週間予報を掲載中。
■Yahoo! ニュース 梅雨
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/rainy_season/
こちらは厳密な意味での天気予報ページではなく、梅雨関係の一般報道記事を一覧できるページ。毎日の予報はもちろん、梅雨関連のトピックスを解説するページなどにリンクしている。
■So-net お天気情報
http://www.so-net.ne.jp/weather/
So-netの気象情報ページ。天気図・衛星画像などが充実。また毎日の予報については天候アイコンだけでなく、歳時記などを織り交ぜた解説文を併記している。
■旅の手帖 週間天気予報
http://tabi.joy.ne.jp/weather/w00.htm
旅行関連のポータルサイト「旅の手帖」では週間予報を掲載。各県の県庁所在地クラスだけでなく、よりピンポイントな予報を掲載しており、その数は東京都内だけでも14カ所。
●ちょっと変わった気象情報
続いては、ここまで紹介した一般的な気象情報ページと比較して、ちょっと変わった機能を提供中のページを紹介する。世界各地の予報を掲載するページもある。
■Lycosウェザー 世界の天気
http://news.lycos.co.jp/weather/world/
世界各地の週間天気、最高・最低気温を予報するページで、Lycosが公開中。変わったところで、北朝鮮の予報もある。
■JAL トラベルサポート 気象情報
http://www.jal.co.jp/weather/
航空便を運航するJALのサイト内にある天気情報。全国各地の空港周辺地域の予報が確認できる。また、その各地域の温度差をメニューから比較できるのは、さすが航空会社ならではといったところ?
■WEATHER EYE
http://weather.crc.co.jp/
一般ユーザーが投稿した天気コメントをトップページに掲載している。各地域の天気概況が、より生活に身近な視点で語られており、なかなか面白い。
■お洗濯指数
http://www.wni.co.jp/cww/docs/sentaku/
生活用品メーカー「花王」提供のページ。ニュースなどでもお馴染みの「お洗濯指数」を確認できる。今後の予測や風速もあわせて掲載している。
●気象情報会社のサイト
忘れてはならないのが、気象情報を専門的に提供する企業の存在だ。ポータルサイトなどで掲載する天気予報情報も、これら専門企業が提供元であることも多い。
■tenki.jp
http://tenki.jp/
財団法人 日本気象協会とNTT-MEが運営する気象情報ページ。こちらでは動画による予報「ストリーミング週間予報」を公開しており、気象予報士が身振り手振りを交えて解説してくれるのが特徴。
■WNI Cyber Weather World
http://www.wni.co.jp/cww/
天気予報専門のCS放送チャンネルも展開する「ウェザーニューズ」のWebサイト。梅雨情報を始め、気になる紫外線の情報などを掲載している。
■ウェザーテック
http://www.wet.co.jp/
愛知県で気象情報サービス業を営む「ウェザーテック」のページ。全国の気象情報を掲載するほか、予報の際によく用いられる「平年値」のデータを公開している。
■国際気象海洋
http://www.imoc.co.jp/
国際気象海洋のWebサイト。主要な天気予報のほかに、波浪予想などを掲載。なお、過去に発生した台風の、勢力や通過経路を確認できるページがある。
●公的機関の気象情報
民間の気象情報企業に続いて、国内の公的な気象関連機関を紹介する。火山・地震の多い国という日本の事情を反映してか、気象災害に関連する情報が多い。
■気象庁
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/
国土交通省の外局で、国内における気象機関のとりまとめ役とも言える「気象庁」のWebサイト。天気に関する「注意報」や「警報」の発表元でもある。リアルタイムの天気予報もサイト内で公開している。
■東京管区気象台
http://www.tokyo-jma.go.jp/
東京近辺を管轄とする気象台のホームページ。過去数カ月分の気象概況を掲載するなど、データベースとしても充実。FAQ的な内容も多い。
■宮古島地方気象台
http://www.okinawa-jma.go.jp/miyako/
こちらは沖縄県の宮古支庁地域を管轄する気象台。同地域の気象特性や、過去の台風災害に関する資料を掲載している。
■気象研究所
http://www.mri-jma.go.jp/Welcome-sjis.html
気象庁の関連団体である気象研究所のホームページ。速報性の高い予報などはないが、研究内容や、地球温暖化のシミュレーション画像などをまとめている。
●気象災害に備える~台風・落雷対策
気象情報は、天気予報がすべてではない。地震・台風をはじめとした気象災害へ対処するための情報も含まれる。ここでは自然災害にまつわる情報のページを集めた。
■雨量・雷観測情報
http://www.thunder.ne.jp/
東京電力の観測システムによる情報をもとに、パワードコムが公開。雨量・雷雲に絞ったリアルタイムの情報提供を行なっており、観測データは6分毎に更新されている。
■NHKボランティアネット 防災もの知りノート
http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/bousai/index_set.html
地震・火災・台風・大雨に備える上で必要な、各種の情報を掲載。地震発生のメカニズムといった基礎的知識から、災害発生時の避難方法といった具体策まで、多岐にわたる内容が盛り込まれている。
■オールアバウトジャパン 地震・自然災害・火事対策
http://allabout.co.jp/family/bosai/
オールアバウトジャパン内に掲載される、災害情報対策ページ。6月6日に発生した東北地震にともなう、問題提起記事がすでに公開されている。
●天気にまつわるマメ知識
最後に、気象に関連する全般的な知識を得るための各種ページを紹介する。梅雨対策などもあわせてどうぞ。
■森田さんのお天気ですかァ? お天気Q&A
http://www.tbs.co.jp/morita/qa.html
気象予報士として知られる森田正光氏が、梅雨をはじめとした天気に関する疑問に答えている。質問・解答量も膨大で、埼玉県熊谷市が暑い理由など、具体的な内容もあり参考になる。
■鉄道情報システム 季節の情報
http://www.jrs.co.jp/
鉄道情報システムのサイト内にある「季節の情報」ページでは、天候などと密接に関わる開花情報を公開している。対象はアジサイをはじめ、桜、水芭蕉など多岐に及ぶ。
■o-baby.net
http://www.o-baby.net/
ベビー用品通販の「o-baby.net」。「特集記事」において、赤ちゃんの梅雨対策をまとめている。かかりやすい皮膚疾病や、身体を清潔に保つための具体策などある。
■気象観測ガイドブック
http://www.kishou.go.jp/know/kansoku_guide/hpc.htm
気象庁がまとめた、気象観測の方法や機器の取扱についてのマニュアル。参考情報として、気象庁が実際に採用している観測システムの解説なども。
(2003/06/17)
[Reported by 森田秀一]
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