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Google、自分のWebサイトにテキスト広告を表示する「Google AdSense」
■URL
http://www.google.com/press/pressrel/adsense.html (英文)
http://www.google.com/adsense (英文)
米Googleは18日、Webサイトのコンテンツに適合したテキスト広告を配信してクリック数に応じた広告料を支払う新サービス「Google AdSense」を開始した。このサービスに参加できるのは、現在のところ英語のWebサイトであり、かつ支払いを米ドルの小切手で受け取れるサイトに限られているが、将来的には他の言語にも広げていきたい考えだ。
Googleは今年3月に複数のWebサイトとの提携を発表し、それぞれのページのコンテンツに適合した広告を配信する契約を結んだことを発表していたが、今回Google AdSenseを発表したことで同様のサービスがより広く一般に利用できることになったことになる。
このサービスには、Google AdSenseのWebサイトで必要事項を記入することで申し込むことができ、Googleの編集者たちがそのWebサイトを実際に確認し、アダルトコンテンツなどガイドラインを逸脱したものでないかどうかを確認した後、プログラム参加許可が2~3日後にメールされる。許可が下りると自分のアカウントにログインでき、そこでGoogleが用意したHTMLコードをコピーし、自分のWebサイトに貼り付けることで広告が配信されるようになる。
ユーザーはフィルタリング機能を使ってライバル企業の広告が表示されないようにするなど、さまざまな条件を設定することが可能だ。Googleの編集者たちは、継続的にプログラム参加Webサイトをモニターし、ガイドラインに沿っているかどうかを確認する。またユーザーアカウントからは、広告表示数やクリックスルーレートなどのレポートを閲覧でき、収入を増やすためのデータとして検証することができる。
また1カ月に2,000万ページビュー以上のWebサイトに対しては、プレミアムサービスが用意されており、広告のフォーマットの変更やGoogle社員によるテクニカルサポート、フランス語やドイツ語のオプションなど、さまざまなオプションサービスを受けることができる。
(2003/6/19)
[Reported by 青木大我 (taiga@scientist.com)]
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