【調査】
阪神の快調ぶりはWebアクセスでも顕著に~ネットレイティングス調査
■URL
http://www.netratings.co.jp/press_releases/0623_2003Ranking_J_final.pdf (リリース)
http://www.hanshintigers.jp/ (阪神タイガース公式サイト)
http://www.giants.jp/ (読売ジャイアンツ公式サイト)
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球団公式サイトへの訪問者数推移(単位千人) |
プロ野球セ・リーグでは阪神タイガースの快進撃が続いているが、試合成績に合わせて、球団公式サイトへのアクセスも高まっていることが明らかになった。ネットレイティングス株式会社の調査によるもの。
同社が発表した2003年5月度のインターネット利用動向調査によると、阪神タイガース(以下阪神)公式サイトのユニーク・オーディエンス数は、前月の34.3万人から34%増加し、5月には45.9万人となった(家庭からのアクセス、以下同)。2位の読売ジャイアンツ(以下巨人)公式サイトの21万人に比べて、2倍以上の数字となる。また阪神のユニーク・オーディエンスは、昨年5月の28.7万人に比べて約60%増加しているが、巨人は昨年5月の19万人に比べて、10%しか増えていなかった。
ページビューで比較すると、阪神公式サイトは5月に2,200万PV、平均利用時間34分19秒。一方、巨人公式サイトは498万PV、平均利用時間14分50秒と、阪神がページビューで約4倍近い結果となった。ネットレイティングスによれば、阪神の公式サイトは試合経過をリアルタイムで伝える「スコア中継」ページがあり、この利用者が多いことがページビューの違いの原因になっているという。
また7月15~16日に開催される「2003サンヨーオールスターゲーム」のファン投票ページへのアクセスは、ヤフーニュースからのリンクに次いで、阪神公式サイトのリンクからのアクセスが2番目に多く、全体の15.3%を占めた。巨人公式サイトのリンクからのアクセスは1.8%で、ここでも阪神ファンの熱さが伺える結果となっている。
これについてネットレイティングスの代表取締役社長の萩原雅之氏は、「球団公式サイトに限らず、在阪テレビ局や関西向けポータルサイトは昨年以上に阪神タイガース関連のコンテンツを充実させて人気を集めている。このまま優勝すれば、経済効果だけでなくWebサイトへのトラフィック効果も膨大なものになる」と分析している。
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(2003/6/23)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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