ディップ、広末涼子の起用で求人情報サイトの拡大目指す
■URL
http://www.dip-net.co.jp/
http://www.hatarako.net/
http://baitoru.com/
http://jinjinet.jp/
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| イメージキャラクターの広末涼子さん |
同社は1997年に設立した企業で、1998年よりコンビニ情報端末用のコンテンツとして「人材派遣お仕事情報サービス」を開始。2000年には派遣求人情報サイト「はたらこねっと」を開設し、現在は1万2,000件以上の情報を掲載。派遣情報サイトでは最大規模という。また2002年10月に開始したアルバイト情報サイト「バイトルドットコム」では、開設後半年あまりで同種サイト内で最大規模へ成長したほか、企業の人事担当と派遣会社を結ぶ「人事ねっと」も運営している。
ディップでは今回、住友商事より資本参加（ディップの発行済株式総数の4％を取得）したことを契機に事業展開を強化。サイトリニューアルによる利便性の向上や、求職者が企業に電話をかける際に通話料金がかからないフリーコールシステムの提供などを行ない、利便性を高めていく。また、同社が主要ターゲットとする20代女性への認知度向上を目指し、ブランド戦略を強化。女優の広末涼子をイメージキャラクターに起用した大規模プロモーションを展開する。具体的には、「Yahoo! JAPAN」へのタイアップページ設置やバナー広告などで、計4億5,424万ページビューの広告表示を行なうほか、交通広告や大型ボードによる街頭広告、ラッピングバスなどを投入したキャンペーンを12月まで実施する予定だ。
これらの展開で、現在「はたらこねっと」「バイトルドットコム」で計約4万1,000人の月間求職応募者数を今後1年間で倍増させるほか、2004年の株式上場を目標としていく。
発表会では、イメージキャラクターとなった広末涼子さんが登場。広末さんの起用について、ディップの冨田英揮代表取締役社長は「当社のメインターゲットである大学生や20代女性に人気が高く、ナンバーワンであること」と述べた。また広末さんは、広告撮影について風が強くて大変だったというエピソードを披露したほか、「私は社会人1年生ではないが、同じ気持ちでがんばっていきたい」と抱負を語っていた。
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| 広告イメージ。「はたらこねっと」の広告では、キャリアウーマンをイメージした大人っぽい印象に | ディップの冨田社長と広末さん | |
(2003/6/25)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]