【ブロードバンド】
NTT東日本、下り最大24Mbpsの「フレッツ・ADSL モアII」■URL NTT東日本は、下りの最大通信速度が概ね24MbpsのADSL接続サービス「フレッツ・ADSL モアII」を7月より開始する。月額料金は12Mタイプの「フレッツ・ADSL モア」と比べて50円増しの2,750円。事前申し込みは6月25日15時より受け付ける。 フレッツ・ADSL モアIIは、ADSL規格として「AnnexI」を採用したADSLサービス。NTT東日本では、技術上は下り最大26Mbpsでの通信が可能であるが、アマチュア無線への干渉対策によって下り最大最大概ね24Mbps、上り最大概ね1Mbpsでサービスを提供するという。また、NTT西日本では下り最大24MbpsのADSLサービスを「フレッツ・ADSL モア24」という名称ですでに発表している。 月額料金は電話回線を共用するタイプ1の場合で2,750円で、電話回線非共用のタイプ2は4,950円。12Mタイプのフレッツ・ADSL モアと比べて、タイプ1は50円、タイプ2は100円の増額となる。モデムレンタル料金は「フレッツ・ADSL モア」と同額の440円で、このほかスプリッタレンタル料金として50円が必要。初期費用は他のフレッツ・ADSLと共通で、タイプ1を選択、モデムを自分で取り付ける場合は工事費3,050円とNTT契約料800円の合計3,850円。 サービス開始は、7月以降にTTC(情報通信技術委員会)が現在審議しているスペクトル管理標準が整理され次第、提供される見込み。NTT東日本では7月上旬から、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県、新潟県、宮城県、福島県、岩手県、青森県、山形県、秋田県、北海道の一部地域でサービスを開始する予定だ。 また、サービス開始にあたって「最大3ヶ月無料キャンペーン」も実施。6月25日の事前受け付けから8月31日までにフレッツ・ADSL モアIIを新規に申し込んだユーザーは、利用開始月を含む最大3カ月間の月額料金、モデムとスプリッタのレンタル料金、ADSL屋内配線利用料が無料になる。 IP電話機能を搭載したADSLモデム「ADSLモデム-MNV」のレンタル料金も改定され、従来型モデムと同額の440円に値下げされた。ADSLモデム-MNVをすでにレンタルしているユーザーは、7月以降自動的に新料金へ変更される。 ◎関連記事 (2003/6/25) [Reported by 甲斐祐樹] |
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