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【セキュリティ】

〜国内の感染報告もされており、危険度が上昇

ベンダー各社、Yahoo!からのメールを装う「Sobig」亜種を警告

■URL
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_SOBIG.E
http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.sobig.e@mm.html

 トレンドマイクロ株式会社や株式会社シマンテックなどウイルス対策ベンダー各社は、1月に発見されたウイルスSobigの亜種「Sobig.E」を警告した。トレンドマイクロでは危険度“中”、シマンテックは感染報告が多いことから危険度を2から3へ引き上げている。

 Sobig.Eは、トロイの木馬型のウイルス。「.html」や「.txt」などのローカルファイルやWindowsのアドレス帳などから送信先のメールアドレスを収集し、自分自身を添付して送信する。送信元アドレスに「support@yahoo.com」や、ローカルアドレスから取得したメールアドレスを詐称して送信することから、感染者が特定しにくい点が特徴だ。

 感染すると、ファイル名を「WinSSK32.EXE」としてWindowsフォルダに自分自身をコピーした後、レジストリを改変する。その後、感染したPCの拡張子が「.wab」「.dbx」「.htm」「.html」「.eml」「.txt」のファイルの中から発見した全てのメールアドレスに対して自分自身をコピーしたメールを送信する。送信時の、差出人メールアドレスや、件名、添付ファイルは以下の通り。

差出人:

support@yahoo.com またはローカルから取得したメールアドレス

件名:

  • Re: Documents
  • Re: Screensaver
  • Re: Movies
  • Re: Movie
  • Re: Re: Document
  • Re: Re: Application ref. 003644
などの18種類の候補からランダムで選択

本文:

"Please see the attached file for details"

添付ファイル:

拡張子「.zip」や「.pif」のファイル

 このSobig.Eが送信するメールは、自分自身のSMTPサーバーで行なうため、メーラーの送信履歴等には残らない。また、共有ファイル上に自分自身をコピーすることによって、ネットワーク上での感染活動も行なう。ただし、このウイルスは2003年7月13日で活動を停止するようにプログラムされている。

 万が一感染した場合は、ウイルス対策プログラムでウイルス検索を行ない、「Sobig.E」で検出したファイルや感染後ウイルスによって作成されたフォルダなどをすべて削除し、その後レジストリを修正する必要がある。また、トレンドマイクロやシマンテックでは、駆除ツールを提供しているので、これらを利用して駆除することもできる。

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(2003/6/26)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]

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