【セキュリティ】
ALSI、ドキュメントの情報漏えい防止ソリューション「DcumentSecurity」
■URL
http://www.alsi.co.jp/news/Nr030630_DocumentSecurity.htm
アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は30日、デジタルドキュメントによる情報漏えいを防止するドキュメントセキュリティソリューション「DcumentSecurity」を7月24日に発売すると発表した。価格は、50ユーザーの場合でクライアント側が2万4,000円、管理サーバーが70万円。
DcumentSecurityは、企業内のドキュメントを暗号化し、ユーザー毎に印刷や閲覧、保存などのアクセス権限を設定することで、情報漏えいを防止する製品。韓国のSoftCamp社が開発したもの。ALSIが独占販売権を獲得し、両社共同で日本語化した。
権限設定は、管理者が単一のコンソールから行なうことが可能で、ドキュメント毎に「編集」「閲覧」「印刷」「保存」などの許可・不許可を設定することができる。権限の付与設定は、ユーザー単位以外に部署単位などでも設定可能だ。
また、クライアントPCでドキュメントに対して行なった行為はすべてサーバー上に記録されるため、管理者が社内に存在するすべてのドキュメントを事後調査・把握することができる。具体的には、編集やファイルの持ち出し(コピー)、暗号化/複合化、印刷、有効期限の設定などが記録される。
そのほかにも、ERPやグループウェア、文書管理システムなどの既存セキュリティシステムと連携できる「サービスリンカー」機能を搭載。既存の社内コンテンツとDcumentSecurityを連携させることにより、セキュリティを強化できる。
(2003/6/30)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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