【セキュリティ】
経産省、高校・高専・専門学校生を対象にした「セキュリティ甲子園」開催
■URL
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0004211/
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0004211/0/030702seculity.pdf
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「セキュリティ甲子園」のポスター
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経済産業省と財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)は、高校生、高等専門学校生、専門学校生を対象に「セキュリティ甲子園」を東京全日空ホテルにて、8月11~12日に開催すると発表した。3名以下のチーム戦で、参加応募締切は7月18日。
セキュリティ甲子園では、主催者から貸与されるノートPC(Windows 2000もしくはその他のOSが出荷時状態でインストールされている)2台を使用して、味方サーバーの防衛と敵サーバーのセキュリティホールを探索する競技を実施する。セキュリティ確保に必要なスキルを身につけることや、競技のなかで切磋琢磨して技術を向上することが目的。
参加者は事前に貸し出されたPCと「安全なサーバー構築の手引き」を使い学習・練習を積んだ上で、8月11~12日に開催される「セキュリティ甲子園」の会場でサーバー運用の腕を競うことになる。
競技1日目には、競技のオリエンテーションや準備、情報セキュリティに関するセミナーが開催され、実際の競技は2日目に行なわれる。競技では、貸与されたPCが一度クリーンアップされ、再度セキュアなサーバーを構築し守り抜くと同時に、相手チームと主催者の準備した防御用サーバーに攻撃を仕掛ける。もし相手から味方のサーバーを探査された場合、それを素早く復旧させることも評価の対象となる。こうして長時間自軍サーバーを防御するか、相手チームのサーバー内に目印となるファイルを置くことができると得点となる。
このほか、情報セキュリティに関するルールやモラルに関するセミナーも開催される。成績優秀者は、10月1日に開催される情報化月間記念式典で経済産業大臣から表彰される。
(2003/7/3)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]
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