【セキュリティ】
~「USB 2.0ドライバ」や「IEEE802.1x」に標準対応マイクロソフト、「Windows 2000 Service Pack 4日本語版」を公開■URL
マイクロソフト株式会社は3日、Windows 2000 Service Pack 4(SP4)を公開した。6月27日に英語版と独語版が公開されてから約1週間遅れての発表となった。 SP4は、Windows 2000用の最新サービスパック。Windows向けの修正プログラムがすべて含まれているほか、「USB 2.0ドライバの標準対応」や「セキュリティ認証IEEE802.1xサポート」などいくつかの追加機能も提供される。ビルドは“5.00.2195”。また、SP4には、今までに公開されたSP1~3までの修正モジュールなどもすべて含まれるため、Windows 2000を新規インストールした場合でもSP4をインストールすれば良い。 入手方法は、Windows Updateを利用するか、同社Webサイト上からダウンロードできる。また、SP4の内容に加えて、システム管理者や上級ユーザー向けの追加コンポーネントやサポートツールが含まれた「Windows 2000 SP4 CD-ROM」を郵送で入手することができる。郵送サービスは8月中旬から開始予定で、1,050円(税込み)が必要。 オンラインでの入手方法には、Express Installation(高速インストール)とNetwork Installation(ネットワークインストール)が用意されている。Express Installationは必要なファイルだけ判別しながらインストールするため、比較的ダウンロード時間を短縮することができる。Network Installationでは、SP4のすべてのファイルをダウンロードするため、約128MBと容量も大きく、ダウンロードにも時間がかかる可能性があるが、複数のPCに対してSP4をダウンロードする場合には、Network Installationで一度すべてのファイルをダウンロードしてからLAN経由で他のPCへインストールができるため、結果として迅速にインストールを行なうことができる。 SP4には、そのほかに「Internet Explorer 5.01 SP4」や「Outlook Express 5.5 SP2」も含まれている。また、SP4で修正された数百個の障害一覧は、Webサイト上で確認することができる。 ◎関連記事 (2003/7/3) [Reported by otsu-j@impress.co.jp] |
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