【ソフトウェア】
ジャストシステム、社内用語や表記の統一を図ることのできる企業向けATOK
■URL
http://www.justsystem.co.jp/news/2003l/news/j07091.html
株式会社ジャストシステムは9日、ATOKを利用して社内独自の用語や表記の統一が簡単にできる「ATOK Business Solution 辞書配信システム II(以下、ABS)」を発売したと発表した。価格は、「ATOK16 for Windows」100ライセンスをセットにしたもので年額20万円。
ABSは、辞書作成支援ツールで作成した各社独自のATOK辞書を利用し、社内用語への変換や「コンピュータ」 と 「コンピューター」のような表記の違いを、日本語変換中にリアルタイムで指摘するシステム。禁止語句についても、予め登録しておけば変換時に置換候補を表示するため、未然に防ぐことができる。
通常の日本語入力操作で人名から内線番号を検索する機能や、商品名から商品コードや単価を表示する機能なども利用することができる。これらの辞書への単語登録や作成したATOK辞書の配信は、専用ツールで簡単に行なうことができるため、企業内情報の検索や共有を促進できる。
そのほかには、社内用語や商品コードなどのデータを基に、社内配信の基本となるATOK用オリジナル辞書の構築や、JIS外表記等の特定文字入力制御など、ATOK本体をカスタマイズできるサービス「ATOK Business Solution カスタマイズサービス」も提供される。
ABSを利用するためには、サーバー側に辞書配信システムとクライアントにATOK16が必要。対応OSは、辞書公開サーバーがWindows 2000 Server SP2以降/NT Server 4.0 SP6a以降、RedHat Linux 7.3、辞書取得クライアントがWindows XP/ME/2000 SP2以降/98/NT WorkStation 4.0 SP6a以降、辞書作成支援ツールがWindows 2000 Server/NT Server 4.0/XP/ME/2000 SP2以降/NT WorkStation 4.0 SP6a以降/98となる。
(2003/7/9)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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