【トラブル】
ダイレクトメールを迷惑メールに間違えられないようにする「SpamRank」
■URL
http://www.greatbignoise.com/press/pr20030710.asp
メールマーケティングサービスの米Great Big Noiseは10日、ダイレクトメールを迷惑メールに間違えられるないようにする新しいサービス「SpamRank」を開始した。
欧米で広く使用されている迷惑メールフィルタは、多くの場合メールの文面を解析することによって、そのメールが正当なメールであるか判断し、フィルタリングを行なっている。そのため、正当な手段で送信されたダイレクトメールであっても迷惑メールに間違えられる確率が常に存在する。
SpamRankサービスでは、この問題を解決するために、ダイレクトメールを人工知能のテクニックを使用して事前に文面を解析し、その「迷惑メール度」を判定する。点数が高ければ高いほど迷惑メールと判断されてしまう確率が高いという。
この分析を事前に行なうことによって、ダイレクトメールをより確実に送れるようになる。さらにGreat Big Noiseが収集したメールアドレスのデータベースと照合することで、メールマーケティング業者からのダイレクトメールを拒否する可能性があるメールアドレスを事前に送信リストから除去でき、潜在的なリスクをより一層減らすことができるという。
(2003/7/11)
[Reported by 青木大我(taiga@scientist.com)]
|