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J-フォン、「J-スカイ」を「ボーダフォンライブ!」に変更■URL J-フォンは、10月1日よりブランド名を「ボーダフォン」に変更することに伴なって、これまで「J-スカイ」の名前で提供してきたインターネット接続サービスを「ボーダフォンライブ!」へ変更する。これにより、既存ユーザーのメールのドメイン名なども変更される。 同社では、10月1日よりインターネット接続サービス「J-スカイ」を「ボーダフォンライブ!」(Vodafone live!)へと変更する。これに伴い、従来のメールアドレス「 ●●●@jp-△.ne.jp 」のドメイン部分が、11月11日から「 ●●●@△.vodafone.ne.jp 」へと順次変更される。既存ユーザーは、特別な手続きなしにそのままドメイン移行が可能で、ユーザーアカウント(メールアドレスの@より前の部分)は継続して利用できる。2004年の10月末日までの約1年間を併用期間として設け、期間中は、「 ●●●@jp-△.ne.jp 」でもメール受信が可能となる。送信は新ドメインのみで利用可能。 ただし、これまで電話番号をメールアドレスのアカウントにしていたユーザーは変更が必要となる。電話番号によるメールアドレスは、11月11日のドメイン変更とともに順次廃止され、電話番号によるメールアドレスの取得も10月14日で終了する。こちらも併用期間が設置され、期間は、北海道、東北、新潟、関東・甲信エリアが12月10日まで、東海、関西、北陸、中国、四国、九州・沖縄エリアが12月17日まで。併用期間中は、電話番号のメールアドレスでも受信が可能。 なお、廃止対象となるユーザーには、廃止時期までにランダムな英数字を組み合わせた新しいメールアドレスが、スカイメールで通知される。J-フォンでは、メールアドレスの変更などによって予想される混乱に対して、請求書や同封物などで変更を促がすメッセージを通知するほか、J-フォンショップ(ボーダフォンショップ)やカスタマーサービスなどでの対応を強化する。同社では「万全の準備を臨みたい」としている。 このほか、公式メニューの名称なども変更される。これまでのメニュー画面「J-スカイメイン」は、「メニューリスト」となる見込みで、メニュー構成などの詳細について現在検討中とのこと。 また、J-スカイ向けのコンテンツでは、サイト名称に「J」の文字が入ったものも多くあるが、こうしたサイトを提供するコンテンツプロバイダ(CP)への対応については、「『J』はジャパンという意味もある」と説明。こちらについても対応策を検討しているようで、新規サイトの名称に「J」の文字がある場合は、CPに対してサービス名称が変更されることを伝えていくとしている。 J-フォングループは、2001年10月に英ボーダフォンの傘下に入り、翌月、持ち株会社と地域会社3社を統合してJ-フォンとなった。その後、コーポレートロゴが変更されるなど徐々にボーダフォン化が進み、今年5月には10月からブランド名を「ボーダフォン」とすることが発表された。今回の「ボーダフォンライブ!」は、ボーダフォングループが昨年10月より欧州などで提供を開始したインターネット接続サービスの名称で、親会社のサービスと統一された形となる。J-フォンでは、「ボーダフォングループの一員として、グローバルな商品やサービスを提供していく」としている。
◎関連記事 (2003/7/15) [Reported by 津田啓夢] |
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