【モバイル】
日本通信、無線LANとPHSを切り替える「bアクセスWiFi」のベータ版
■URL
http://www.j-com.co.jp/news/release/0324.html (リリース)
http://www.j-com.co.jp/prepaid/wlan/ (無線LANローミングサービスの概要)
日本通信は、公衆無線LANサービスとPHSデータ通信を簡単に切り替えられるbモバイルユーザー向けWebアクセスユーティリティ「bアクセスWiFiベータ版」(以下、WiFiベータ版)を発表した。
「bアクセス」は、インターネット接続やbモバイルの増速サービスなどの設定ができるbモバイルユーザー向けユーティリティソフト。今回発表された「WiFiベータ版」では、PHSデータ通信サービスと無線LANローミングサービスを切り替えられる機能が搭載された。
対象となるユーザーはU100シリーズのユーザー。OSではWindows XP、ブラウザではInternet Explorer 5.5 SP2以降に対応している。Netscape対応版は今後開発される予定。
なお、「WiFiベータ版」は従来開発中とされていた「bアクセス 3.0」の名称を変更したもの。同社によると「公衆無線LANとの切り替えができる点をアピールするために、WiFiの名称を付け足した」とのこと。また、WiFiベータ版の発表に先がけて、6月から「bアクセス 3.0 プリベータ版」(以下、プリベータ版)の試験サービスが実施されていた。「試験サービスでは機種ごとの相性などを検証した。WiFiベータ版では安定性が増しているが、プリベータ版と比べて機能面に大きな差はない」という。8月には「bアクセスWiFi」の最終版が発表される予定。
同社では「WiFiベータ版」の発表に合わせて、7月22日~8月31日にかけて同ユーティリティのユーザーが、有料公衆無線LANを最大5日間分無料で利用できる体験キャンペーンを実施する。利用できる公衆無線LANサービスは、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」や理経の「BizPortal」、FREESPOT協議会の「FREESPOT」など約1,300カ所。
◎関連記事
■日本通信、PHS・無線LAN自動切替ソフトの試験ユーザーを募集(ケータイWatch)
■日本通信、6月10日から京都・みあこネットの無線LANを利用可能に(ケータイWatch)
(2003/7/22)
[Reported by 鷹木 創]
|