【ソフトウェア】
~ソースネクストの取り扱いは、現行バージョンの在庫終了と同時に終了予定NAC、10月よりコンシューマ向けの「McAfee」製品の取り扱いを開始■URL 日本ネットワークアソシエイツ株式会社(NAC)は29日、コンシューマ向けセキュリティ製品「McAfee」シリーズの販売を10月1日から開始すると発表した。価格や製品詳細は未定。 従来、日本においてコンシューマ向けの「McAfee」ブランドは、ソースネクストが米McAfee.comとの直接契約の下に「McAfee.com ウイルススキャンオンライン」として販売・サポートを行なっていた。しかし、米McAfee.comが2002年8月に米Network Associatesの買収を受け入れたため、日本における「McAfee」ブランドの扱いも、米Network Associatesの子会社であるNACへ移行することになった。NACは、現在企業や官公庁向けにMcAfee製品およびSniffer製品の販売・サービスを提供しており、同社では「法人向けに培った製品・サービスのノウハウをコンシューマ市場にも活かしていく」とコメントしている。 NACによると、具体的には10月に発表される「McAfee」の新製品はNACのみでの扱いとなり、ソースネクストは現行バージョンの在庫分を売り切った時点で販売も終了となるが、「ソースネクストが販売したユーザーには、10月以降もソースネクスト自身がサポートを継続することになる」(NAC担当者)とのこと。 また、この販売元の変更により、従来、米McAfee.comから提供されていたウイルス定義ファイルなどは、米Network Associatesが所有するウイルス研究機関AVERT(Anti-Virus Emergency Response Team)からサービスが提供される形に変更となる。 今回NACから提供されるのは、店頭販売では「McAfee VirusScan」、「McAfee Internet Security」の2製品、オンライン販売で「McAfee VirusScan」、「McAfee Personal Firewall Plus」、「McAfee Privacy Service」など。販売チャンネルや製品サポートなどについては、後日改めて発表される予定だ。NACでは、2004年通年で売上40億円、獲得ユーザー数80万人を見込んでいる。 ◎関連記事 (2003/7/29) [Reported by otsu-j@impress.co.jp] |
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