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http://www.sakura.co.jp/bank/topics/newsrls/netbank.htm
さくら銀行らが設立準備を進めているインターネット/オンライン専業銀行に、三井物産に続き東京電力も出資する方向で検討していることが25日明らかになった。また、同行の名称を「ジャパンネット銀行」で申請していることもわかった。
この新ネット専業銀行の創設は、さくら銀行と富士通が本年7月に基本合意したもの。資本金は200億円程度で、これまで正式に出資することで合意しているのはさくら銀行、富士通、日本生命となっており、各々の出資比率は80%、10%、10%。そして、先々週には三井物産が出資を検討していることが明らかになり、今月中もしくは年末までに結論を出すとしている。出資比率は5%もしくは10%程度のいずれかになりそうだ。
東京電力は、さくら銀行からの呼びかけに応じるかたちで10億円程度、比率で5%程度を出資することで前向きに検討している。ただし、一部で報じられたように電力料金徴収などに活用することなどは、今のところまったく考えていないとしている。来年からの電力自由化も踏まえ事業の多角化を進めており、また、来夏にインターネット接続業に参入することもあって「あくまでもノウハウを享受することを基本に考えている」(広報)という。
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('99/11/25)
[Reported by betsui@impress.co.jp]