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■URL
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2001/ipv6.html
http://www.iij.ad.jp/IPv6/index.html
インターネットイニシアティブ(IIJ)は28日、IPv6関連サービスを拡充すると発表した。IPv6によるネットワーク接続やサーバーの構築・運用業務を総合的に提供するソリューションサービスを開始する。まず、東京の同社データセンターにおいてスタートし、順次全国のデータセンターにも拡大していく。さらに、IPv4とIpv6のパケットを同一ネットワークで送受信できる「IPv6デュアル・スタックサービス(仮称)」を今秋にも商用スタートする。
現在提供している「IPv6ネイティブサービス」と「IPv6実験サービス」については、試験提供期間を2002年3月まで延長する。IPv6ネイティブサービスは、ユーザーにIPv6アドレスの割り当て、IPv6のパケットをそのままやりとりできる専用線環境を提供するもの。一方、IPv6実験サービスは、ユーザーにIPv6アドレスを割り当て、IPv6パケットをカプセリング化した状態でIPv4ネットワーク経由でやりとりできるようにするもの。いずれも試験提供という位置づけで、IPv6アドレスの割り当てや利用については無料で提供していた。当初、4月以降正式サービスに移行する予定だったが、IPv6の普及を図るため、無料の試験提供期間を延長した。さらに、ネイティブサービスについては、提供エリアを大阪、名古屋に拡大する予定だ。
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(2001/3/28)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]