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■URL
http://www.d-cue.com/program/info/PG02348.pl?key=358&info_kubun=co
http://www.nokia.co.jp/IPv6/index.html
山陽新幹線「ひかりレールスター」の車内では、日本エリクソンらが推進する「B.L.T.（Bluetooth Launch Trial）プロジェクト」の一環として、Bluetoothを利用した乗客向けのコンテンツ配信実験が実施されているが、首都圏では来年2月から、ノキア・ジャパンらが無線LANによる接続実験を行なうことになった。
通信・放送機構の受託研究プロジェクトの一つ「モバイルIPv6無線LANアクセスサービス」の実証実験として、小田急電鉄と共同で取り組む。新宿と小田原／箱根湯本間を走る特急「ロマンスカーEXE（30000形）」の1号車を対象に、2002年2月1日から2カ月間実施される。乗客は、無料で貸し出されるノートパソコンを利用して車内サーバーにアクセスし、ニュースや音楽、ストリーミングビデオなどのコンテンツを視聴できる。サーバーに蓄積されるコンテンツは、新宿駅に設置するアクセスポイントを経由して随時更新される。
今回の実験は、無線LANを使うという点でBuletoothtを使うB.L.T.と異なっているほか、モバイルIPv6に対応するということも特徴である。ただし、端末と接続先サーバーが限定される車両内実験において、果たしてモバイルIPv6の特性が生かされるのかは疑問だ。今後、走行中にインターネットと接続できるサービスや、同じ端末を他の無線スポットでもシームレスに利用できるような環境の構築に期待される。
なお、ノキアでは、列車内向けの「モバイルIPv6@トレイン」について京浜急行電鉄とも共同実験を行なうと同時に、ビル屋内向けの「モバイルIPv6@ビルディング」の実験も森ビルと共同で実施する予定だ。
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(2001/12/5)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]