■URL
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020513_1.html
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020222_3.html (IPネットワーク技術に関する研究会の取りまとめ)
総務省は13日、IP電話サービスの本格展開に伴い関連法律の改正案を公表した。改正案は、2月に公表された「IPネットワーク技術に関する研究会」の取りまとめを踏まえて策定されたもので、現在広く意見を募集している(締切6月7日)。
改正案では、公衆電話網からIP電話へ発信できるようにするため、IP電話に「050」を先頭とする11桁の電話番号を割り当てるとしている。また、050に続く4桁は第1種と第2種の通信事業者の区別なくサービス事業者ごとに割り当てるとしている。
さらに、通話品質では音質や遅延についての基準を定め、サービス事業者は基準を維持するように務めなければならないとしている。
総務省では、情報通信審議会に諮問の後、関連法を公布する。早ければ、今秋にも施行される見通しだ。
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(2002/5/14)
[Reported by adachi@impress.co.jp / tatekawa@star.email.ne.jp]