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http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020701.htm
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)ら18社は共同で、ローミングによるISPフリーの公衆無線LAN「ネオモバイルサービス」を11月頃から開始すると発表した。7月上旬より接続性などの技術検証を行ない、8月からは一般モニター実験を行なう予定。
このサービスは、プロバイダーのオプションサービスとして提供される予定で、月額1,500円程度。主な利用エリアは、am/pmなどのコンビニエンスストア、東武鉄道、相模鉄道などの駅およびホーム売店、ファーストフード店など1,000スポット前後を用意する予定だ。
「ネオモバイル」の特徴は、Wi-Fi Alliance(旧WECA)が提唱する国際ローミング規格「WISPr(Wireless ISP roaming)」に準拠している点。ローミング部分は、米iPassの日本支社アイパス・インクがサービスを提供する。また、アクセスポイント(AP)設置場所の提供者に対して、接続回数に応じて利用料金の一部をペイバックする方式を採用し、APの“自然増殖”による更なるサービスの向上を目指すという。
利用端末は、ノートPCのほかにPDAを想定しており、凸版印刷やタカラといったコンテンツ企業がダウンロード型サービスなどを展開する。さらに、月額1,000円の追加料金で、一般加入電話に発信可能な無線VoIPサービス(通話料3分10円)も提供する。ただし、受信や携帯電話などへの発信に関してはサービス開始時点ではサポートしない。
無線規格は、IEEE802.11b準拠でスタートするが、将来的には5GHz帯とのデュアルバンドにも対応するという。セキュリティ面では、「802.1x」を採用する方向で調整している。
なお、一般モニターユーザーの募集は7月中旬頃から開始される予定で、実験期間は10月までとなっている。実験エリアは、am/pm一番町本社ビル店など数店舗、東武鉄道池袋駅、浅草駅、新越谷駅、相模鉄道横浜駅、大和駅、緑園都市駅、湘南台駅などを予定している。
ネオモバイルサービスのビジネスモデル |
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(2002/7/1)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]